電子申告(e-Taxによる確定申告
メリット(5) 弊所では幅広いサービスを提供します
皆さんの中には所得税や法人税の申告などが、インターネットによる電子申告で出来ることを既にご存知な方もおられるかと思います。
平成19年の税制改正により、平成19年分又は平成20年分のいずれかの確定申告を電子申告によってされた場合、いずれかの年1回に限り5千円の税額控除が受けられるという特別控除が創設されました。
この控除を受けるには一定の要件を満たす必要があります。
(1)要件
以下の要件を満たす必要があります。
・確定申告を電子申告により、期限内に行うこと
・本人の電子署名及び電子証明書を付すこと(税理士等に依頼する場合でも)
(2)電子申告の方法
簡単に、電子申告の流れをご説明します。
1.住所地の所轄区役所等(京都市の場合)で、電子証明書(ICチップ)付きの住民基本台帳カード(住基カード)を取得します。
◎住基カード ・手数料500円が必要
・住基カードは2種類
A.顔写真無し
B.顔写真付き(公的証明書として利用可能)
・郵送又は代理人申請可能
(区役所によって要件等が異なるので、必ず提出先の区役所に確認してください)
・申請書には押印、顔写真付き希望の場合は縦4.5cm、横3.5cmの写真が必要
・申請後、2〜3日で発行(郵送にて通知)
・受取時は本人のみで、本人確認書類(運転免許証、健康保険証等)が必要
・詳しくは、京都市役所ホームページの住基カードについて
◎電子証明書(ICチップ) ・手数料500円が必要
・住基カード受取時に申請、取得
・取得時に4桁の暗証番号を入力(この作業に20〜30分かかります)
・詳しくは、京都市役所ホームページの電子証明書について
(注意)
繰り返しますが、住基カード自体がまだあまり普及していませんので、必ず申請方法等は所轄区役所に確認してください。
2.書面(書式)で所轄税務署に持参またはe-Taxホームページで可能です。
3.ICチップ付きの住基カードで電子署名する時に必要です。
各メーカーから、おおよそ3千円前後で発売されています。
4.開始届出書を提出すると、最長で25日以内で届きます。
5.e-Taxホームページからダウンロードします。
6.暗証番号の変更や電子証明書の登録作業を行います。
7.国税庁ホームページの「確定申告書作成コーナー」を利用すれば、直接電子申告できます。
詳しくはe-Taxホームページを参照してください
(3)注意点など
吉本税理士事務所に確定申告を依頼される場合は、(1)の住基カードの取得のみで結構です。
(2)以降は弊所で致します。
電子申告はその準備に手間と時間を要します。
弊所に依頼される場合でも、ご自身でされる場合でも、早くからのご準備をお勧めします。
電子申告を行う場合、医療費の領収書や源泉徴収票等は、提出に代えて、記載内容を入力して送信で可。
(確定申告期限から3年間、添付書類の提出又は提示を求められることがあります)
電子申告をされると、翌年度は申告書用紙が税務署から送られてきません。
税額控除は年税額(5千円を限度)からされますので、還付の場合でも還付金に加算されます。
ご質問等あれば吉本税理士事務所までお気軽にお問合わせ下さい。